Twitterなどで時たま話題になるのでほぼ身内用のメモとして置いときます。
オチとかは特にないです。
戦闘力
登場作品:ドラゴンボール
「気」を感知するスカウターによって計測される数値。気ってなんやねんって思う人はパワー・スピード・技巧・その日のコンディションなどをひっくるめた「総合的な戦闘能力」が戦闘力だと考えてくれればいい。体温計のようにすぐ測る事ができるためブチ切れた悟飯の1307やラディッツを倒した際のピッコロの全力の魔貫光殺砲の1330などリアルタイムで正確な数値を測る事が出来る点は面白い。が、良くも悪くも数値にかなり誠実で物語のカタルシスに繋がりにくいという点ではまだまだ未熟な部分の多いシステムだ。*1
しかしまあ、エポックメイキングな作品とは所詮そんなもの。後続の作品が悪いところ直してブラッシュアップしてくれたので「偉大なる踏み台」として感謝するくらいがちょうどいいのかもしれない
懸賞金
登場作品:ONEPIECE
強さではなく「作中における格」を金額として数値化している。「政府に対する脅威度」はもちろんルフィのような船長ポジションには「統率力」も金額が高くなる大きな要因になる。これの巧みな点は「強さのインフレに左右されない」事だ。正直この手の数値化でぶっちぎりで頭がいいと思う。
恐怖
登場作品:チェンソーマン
「○○の悪魔」の強さは人間がその○○をどれぐらい恐れているかで決まる。他の作品と違い具体的に数値化はされないが、感覚に訴えかけてくるので下手に数値化するより説得力がある。
捕獲レベル
登場作品:トリコ
食材となるモンスターの捕獲難易度を示した数値。もちろん強さの一つの指標ではあるものの、あくまでも捕獲難易度なので見つけにくい場所に住んでいたり逃げ足が速いなど捕まえにくい食材は弱くても高い捕獲レベルになる傾向がある。
超人強度
登場作品:キン肉マン
超人強度は具体的に何を示した数値なのかはファンの間でも諸説あるのだが、今回は旧シリーズを基準に戦闘力と同じく総合的な戦闘能力の数値化として考える。実はドラゴンボールの戦闘力より先に登場している*3。というより起源から話すなら真の始祖は「鉄腕アトム」の10万馬力であり、アトムが自身の10倍のパワーを誇るプルートウに勇敢に立ち向かっていく姿が超人強度の元ネタである。強さの指標としてはかなりアバウトなのだがジャイアントキリングを前提とした数値化なので個人的には戦闘力なんかよりよっぽど超人強度が好きだ。
何より私が超人強度で一番好きな点は、バッファローマンのような高い数値を持つ超人が他の戦死した超人に自分の超人強度を分け与えて蘇生させる事が出来る点だ。
「天から賜りし力*4で人を傷つけること、私腹を肥やすことは許されません。弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」
これはキン肉マンではなく「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎の母・瑠火の台詞だが、ゆでたまごも瑠火と同じような思想・倫理観を持っていたからこそバッファローマンの感動的な最期が描かれたのだろう。あと地味に偉い点は旧作の時点でインフレを終わらせている事。新シリーズで今戦っている最強の敵「超神」は旧シリーズで上限とされていた神の1億パワーから1万低い9999万パワーである。
*5
終わり
幽遊白書の妖力値は戦闘力に毛が生えた程度のものでしかないので省きました。あとシャーマンキングは読んでないので巫力とかは読んだら追記します。ジャンプ以外だとシンクロ率とかも面白そう。